デジタルサイネージの利用が広がりを見せていて、これは自分のところもデジタルサイネージを導入しないと世の中から取り残されてしまうと危機感を覚えているような人もいるかもしれませんが、健全な危機感は良いものとしても、何だかよく分からないままに流行だからというだけの理由で導入したりすると失敗する可能性もあります。デジタルサイネージを利用する大きなメリットは、静止画像だけでなく動画や音声も扱えることにあるわけです。ポスターのように常に同じものを映し出し続けるものもあり得ますが、それはデジタルのメリットを十分に活かしているとはいえず、見るほうからするとかえって違和感を覚えることもありますから注意が必要となります。そして、動画は静止画像に比べるとその情報量が段違いに多くなることを理解しなければなりません。
見る人を十分に引き付けるだけの内容が伴っていないと動画は作れないというか、仮に作ったとしても陳腐なものに見えてしまうこともあるわけです。今までの看板とか広告などでも当てはまることではありますが、それ以上に何を訴求したいのか、その内容は何なのかをしっかりと考えておかないといけません。また、ちょっと別の観点ですが、デジタル機器である以上はメンテナンスにも注意を払う必要があります。電気を使う電子機器なのですから、メンテナンスを怠ると全く使えなくなってしまうこともありますし、感電とか火災などの事故につながることもあったりします。
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