新しいパソコンのスタイルとして、にわかに注目を集めているのがタブレットです。文字通り板状の姿であり、丁度ノートパソコンからキーボード部分を取り外したような外観です。独特のデザインと持ち運びに適した携帯性が利点となります。ノートパソコンもまた携帯性に優れたパソコンです。
しかし、キーボード部分が想像以上に大きく、また重量の増加につながっています。対してタブレットの方は板状の本体だけです。重量はデスクトップ、ノート型よりも断然軽いです。一応、単純な重量だけを見れば、タブレット型よりも更に新しいスティック型のパソコンの方が軽いですが、こちらは室内のディスプレイやテレビに接続して利用する、据え置き型の製品ですので、比較するのはナンセンスでしょう。
実際に外に持ち出して、仕事や作業に使えるデバイスとしては、やはりタブレットが最も軽く、無駄な物が付属していないため、フットワークも軽く携帯する事が出来ます。拡張性に乏しいイメージがあるタブレットですが、bluetoothという無線の規格が多くの製品に搭載されています。パソコンに周辺機器を接続するためには、ケーブルを挿入する必要がありますが、bluetoothの規格が搭載されている製品であれば、無線通信を介して様々な周辺機器と一体化させられます。例えば、bluetooth用のワイヤレスマウス、bluetooth用のキーボードと一体化させれば、実質的にノートパソコンに近い状態で使えます。
しかも本物のノートパソコンとは違い、周辺機器が不要になった時は、bluetoothをオフにすればOKです。携帯する際は、周辺機器を取り外し、卓上では再び一体化させて使う等、臨機応変な対応が出来ます。
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